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Days of "dancin' in the vein"

葉脈ダンスの日々

   

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年末年始にテレビで見た映画

■ベイマックス
ベイマックス自体のフォルムは可愛かったけど、それ以外は微妙すぎた・・・。まず主人公を全然好きになれない。天才だかなんだか知らないけど、お兄ちゃんが人を癒すために作ったベイマックスを戦闘マシーンに改造とかするか?
戦隊ヒーロー的な展開にしたいにしても、それは人間のキャラクターだけにすれば良いこと。ベイマックスをあんな目に合わせたあげく取り替え可能な「モノ」にしてしまったのにはガッカリ。
あと敵役の博士の動機が意味不明。娘の仇を討ちたい、とれはいいとして、そのために善良な教え子を死なせても心痛まないとかなったら最初からただのクズだっただけ。しかも娘生きてたし。
部分部分で感動的に演出してあったけど、トータルで見てとても酷い映画だと思う。
■ビリギャル
これはそれなりに面白かった。
基本的にはスポ根ものと同じ構造なのだな。弱いチームが良い監督とめぐりあい、独自の特訓をして勝利をおさめる。ただそれが「受験勉強」となると個人戦な上に絵的にとても地味。
にも関わらず、スポ根ものと同等のカタルシスに持ち込んでるのがなかなか凄い。キャストの力量も大きいと思うけど、なかなかよくできた脚本・演出だったのかも。
■予告犯
犯人グループのキャスティングは良かったと思う。まあ生田斗真はイケメンすぎて、その顔でそんなに知能犯なら他にいくらでも仕事あるでしょというツッコミは入れたくなったけど、演技自体は良かった。ちょい役で窪田正孝や小松菜々が出てたのも今となっては豪華だし。
ただ戸田恵梨佳はちょっとミスキャストだったかな。彼女の演技力は評価してるけど、あの役にはもうちょっとベテランの、大人の深みや包容力のある女優さんが良かったのではないかと思う。戸田さんだと軽すぎて、刑事と犯人の間の関係性、ドラマが軽薄になってしまった。
あと中村監督は「白雪姫殺人事件」もそうだったけど、ネット上のやりとりを映像化する際の表現にもうちょっと工夫できないのかなあ。スクリーン(まあ今回はテレビだけど)に延々SNSの文字を垂れ流すとかちょっとどうかと思う。
そういう現代ならではの問題(ワーキングプアも含めて)にクローズアップしながらも、肉体労働の現場は昭和なので、そのへんのギャップもちょっとしっくりこなかった。
作品として伝えようとしているテーマ自体は悪くなかったと思うし、映画としてトータルでそこそこ良いのだけど、なにかが微妙に惜しくて勿体ない仕上がり。

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