■リンカーン/秘密の書
同じ原作者の「高慢と偏見とゾンビ」の映画化はかなりの傑作だったのだけど、こちらは大失敗といった感じ。とてもティム・バートンが製作だとは思えない駄作。高慢と偏見の世界にゾンビが現れたように、こちらはリンカーンが実はヴァンパイアハンターで、南北戦争の裏でヴァンパイアとの戦いを繰り広げてたという歴史パロディなのだけど、これはたぶん脚本なり監督なりの力量が足りてないんだろうなあ。設定自体は面白いので、上手く撮れればもっと面白くなったろうに。あと主演俳優に魅力が全くないのも微妙。ある程度の年齢になってからリンカーンのコスプレ(違)をさせればそれっぽく見えたけれど、若かりし日の姿がちっともカッコよくないんだもん。イケメンでもないし、つまんない男だし。悪役ヴァンパイアや、師匠ヴァンパイア、リンカーンの側近二人のほうがよっぽど魅力的だった。
■明烏
福田雄一って、今やってるドラマ「左江内氏」も、深夜にたまたま見るくらいなら面白いだろうに、がっつり土曜夜のゴールデンタイムに見たら異常につまらない気がするのだけど、この映画もまさにそれ。深夜ドラマだったらそれなりだろうけど、映画館で1800円払って見てたらブチ切れるクオリティ。いや私はテレビで録画で見てるからブチ切れるまではいきませんけど。くっだらないなあ、っていうのが笑えるのはものすごくヒマで、なおかつ無料のときだけ。もともと舞台作品だったようで舞台ならまだ見れる内容だけれど、それを豪華キャストで映画化するとなんともチープ。せせこましいスペースでやるからこそ有効な脚本を、なんでわざわざ映画でやろうとするのかしら謎。スケール感ゼロ。勿体ない。佐藤二朗がずっと北の国からのモノマネしてるのとかもくどすぎて全然笑えない(佐藤二朗は好きです)菅田将暉の無駄遣い。もし菅田くんのファンだからという理由で映画館に行ったとしても、これ目の保養にもなんにもならないからね。元とれません。「キサラギ」をやろうとして大失敗したとしか思えない「大洗にも星はふるなり」もくそつまんなかったけどあれも福田雄一かあ。自分とは相性悪いのかなこの監督・・・
■ポテチ
伊坂幸太郎原作×中村義洋監督×斉藤和義音楽×濱田岳主演というお馴染みの布陣。原作も確か短編だったし1時間ちょっとという短さが逆に良い感じ。
派手なアクションがあるわけでもなく、ドラマティックな事件が起こるわけでもなく(まあ登場人物たちが泥棒だという点は特異ではありますが)ちょっとした会話の積み重ねと平凡な日常の延長線上に、小さい事件(本人にとっては大事でも)が起こるだけのささやかなお話。だけどほっこり。悪くないですね。
■リリィ はちみつ色の秘密
タイトルからなんかスイートな少女の初恋もの的なのイメージしてると、意外にも黒人差別などの問題があって重い。良い映画だったけど、内容イメージをミスリードさせてしまう日本語タイトルは微妙かも。ダコタ・ファニングは美少女に成長しましたね。
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COMMENT
ラズベリー様へ
シュガー智ピーです!
覚えてますか?
ラクリマファンの、智ピーです。
ふと、葉脈ダンスのことを思いだし、スマホで見てみると、あった!
ラズ、まだ更新してる!と、懐かしくて嬉しかったです。
私は離婚しまして、今はフルで働いています。
いろいろありました(笑)
ラズは、あれからどうでしたか?
私も51才ですよ、、、
kojiは今はどうですか?
あの頃、ラズはkojiはフォーエバーだと言っていましたよね!
スマホは苦手で、葉脈ダンスが文字化けしてるから、あんまり見れないのです。
またライブでお会いしたいです!
ラルクとかどうですか?
51でも行っていいかな?
09059617610電話番号です。
ショートメールも可です。
スマホほんとに苦手で、まだラインもやってなくて、ポロポロです。
お返事お待ちしてます!
ラズベリー様
ごめんなさい、メールアドレス抜けていました。
再度投稿しますm(_ _)m