忍者ブログ

Days of "dancin' in the vein"

葉脈ダンスの日々

   
カテゴリー「テレビで見た映画」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近テレビで見た映画

■リンカーン/秘密の書
同じ原作者の「高慢と偏見とゾンビ」の映画化はかなりの傑作だったのだけど、こちらは大失敗といった感じ。とてもティム・バートンが製作だとは思えない駄作。高慢と偏見の世界にゾンビが現れたように、こちらはリンカーンが実はヴァンパイアハンターで、南北戦争の裏でヴァンパイアとの戦いを繰り広げてたという歴史パロディなのだけど、これはたぶん脚本なり監督なりの力量が足りてないんだろうなあ。設定自体は面白いので、上手く撮れればもっと面白くなったろうに。あと主演俳優に魅力が全くないのも微妙。ある程度の年齢になってからリンカーンのコスプレ(違)をさせればそれっぽく見えたけれど、若かりし日の姿がちっともカッコよくないんだもん。イケメンでもないし、つまんない男だし。悪役ヴァンパイアや、師匠ヴァンパイア、リンカーンの側近二人のほうがよっぽど魅力的だった。
■明烏
福田雄一って、今やってるドラマ「左江内氏」も、深夜にたまたま見るくらいなら面白いだろうに、がっつり土曜夜のゴールデンタイムに見たら異常につまらない気がするのだけど、この映画もまさにそれ。深夜ドラマだったらそれなりだろうけど、映画館で1800円払って見てたらブチ切れるクオリティ。いや私はテレビで録画で見てるからブチ切れるまではいきませんけど。くっだらないなあ、っていうのが笑えるのはものすごくヒマで、なおかつ無料のときだけ。もともと舞台作品だったようで舞台ならまだ見れる内容だけれど、それを豪華キャストで映画化するとなんともチープ。せせこましいスペースでやるからこそ有効な脚本を、なんでわざわざ映画でやろうとするのかしら謎。スケール感ゼロ。勿体ない。佐藤二朗がずっと北の国からのモノマネしてるのとかもくどすぎて全然笑えない(佐藤二朗は好きです)菅田将暉の無駄遣い。もし菅田くんのファンだからという理由で映画館に行ったとしても、これ目の保養にもなんにもならないからね。元とれません。「キサラギ」をやろうとして大失敗したとしか思えない「大洗にも星はふるなり」もくそつまんなかったけどあれも福田雄一かあ。自分とは相性悪いのかなこの監督・・・
■ポテチ
伊坂幸太郎原作×中村義洋監督×斉藤和義音楽×濱田岳主演というお馴染みの布陣。原作も確か短編だったし1時間ちょっとという短さが逆に良い感じ。
派手なアクションがあるわけでもなく、ドラマティックな事件が起こるわけでもなく(まあ登場人物たちが泥棒だという点は特異ではありますが)ちょっとした会話の積み重ねと平凡な日常の延長線上に、小さい事件(本人にとっては大事でも)が起こるだけのささやかなお話。だけどほっこり。悪くないですね。
■リリィ はちみつ色の秘密
タイトルからなんかスイートな少女の初恋もの的なのイメージしてると、意外にも黒人差別などの問題があって重い。良い映画だったけど、内容イメージをミスリードさせてしまう日本語タイトルは微妙かも。ダコタ・ファニングは美少女に成長しましたね。

拍手

PR

年末年始にテレビで見た映画

■ベイマックス
ベイマックス自体のフォルムは可愛かったけど、それ以外は微妙すぎた・・・。まず主人公を全然好きになれない。天才だかなんだか知らないけど、お兄ちゃんが人を癒すために作ったベイマックスを戦闘マシーンに改造とかするか?
戦隊ヒーロー的な展開にしたいにしても、それは人間のキャラクターだけにすれば良いこと。ベイマックスをあんな目に合わせたあげく取り替え可能な「モノ」にしてしまったのにはガッカリ。
あと敵役の博士の動機が意味不明。娘の仇を討ちたい、とれはいいとして、そのために善良な教え子を死なせても心痛まないとかなったら最初からただのクズだっただけ。しかも娘生きてたし。
部分部分で感動的に演出してあったけど、トータルで見てとても酷い映画だと思う。
■ビリギャル
これはそれなりに面白かった。
基本的にはスポ根ものと同じ構造なのだな。弱いチームが良い監督とめぐりあい、独自の特訓をして勝利をおさめる。ただそれが「受験勉強」となると個人戦な上に絵的にとても地味。
にも関わらず、スポ根ものと同等のカタルシスに持ち込んでるのがなかなか凄い。キャストの力量も大きいと思うけど、なかなかよくできた脚本・演出だったのかも。
■予告犯
犯人グループのキャスティングは良かったと思う。まあ生田斗真はイケメンすぎて、その顔でそんなに知能犯なら他にいくらでも仕事あるでしょというツッコミは入れたくなったけど、演技自体は良かった。ちょい役で窪田正孝や小松菜々が出てたのも今となっては豪華だし。
ただ戸田恵梨佳はちょっとミスキャストだったかな。彼女の演技力は評価してるけど、あの役にはもうちょっとベテランの、大人の深みや包容力のある女優さんが良かったのではないかと思う。戸田さんだと軽すぎて、刑事と犯人の間の関係性、ドラマが軽薄になってしまった。
あと中村監督は「白雪姫殺人事件」もそうだったけど、ネット上のやりとりを映像化する際の表現にもうちょっと工夫できないのかなあ。スクリーン(まあ今回はテレビだけど)に延々SNSの文字を垂れ流すとかちょっとどうかと思う。
そういう現代ならではの問題(ワーキングプアも含めて)にクローズアップしながらも、肉体労働の現場は昭和なので、そのへんのギャップもちょっとしっくりこなかった。
作品として伝えようとしているテーマ自体は悪くなかったと思うし、映画としてトータルでそこそこ良いのだけど、なにかが微妙に惜しくて勿体ない仕上がり。

拍手

テレビで見た映画

こちらもさぼってるあいだにたまってしまったのでザックリと。


■ダイブ!!
2008年の映画だからまだ結構若い(幼い)感じの林遣都、池松壮亮、溝端淳平の共演、しかも水泳(ダイブ)ものということで脱ぎまくりのファンサ作品(笑)正直映画としては端折られすぎてなんだかなあという感じでイマイチ。


■オブリビオン
■オール・ユー・ニード・イズ・キル
トム・クルーズ主演2本。オブリビオンは正直難解すぎてよく理解できず。オール・ユー・ニード~は単純に面白かった!いわゆるタイムリープというかループものなのだけど、とても巧くできている。


■キンキーブーツ
日本でもミュージカルでやったりしてましたね。潰れかけの靴工場の跡取りが、ドラァグクイーンに特化したブーツ作りで活路を見出す小劇場系の佳作。それなりに良かった。


■ヒストリーオブバイオレンス
ヴィゴ×クローネンバーグの1作目。これは劇場で観損ねたので。平和な家庭、平凡で優しい男だと思っていた夫には実はバイオレンスな過去があり・・・それでも変わらず愛せるかという投げかけて終わり。ううん。どうしよう。


■水曜日のエミリア
後妻が前妻の子とうまくやってけるかに焦点を据えれば美談かもしれないけど、そもそもが不倫略奪デキ婚な上にナタリー・ポートマン演じるところの主人公が非常に自己中心的かつヒステリックで見ていてしんどい。前妻はいじわるだけど、つまり主人公の不倫を正当化するために必要以上に毒母のように描かれていた気がする。不倫する男はもちろん最低。かわいそうなのは子供のみ。

拍手

最近テレビで見た映画

■ソロモンの偽証
前後編テレビで見ました。カットされてる部分も多そうだし、まあ全体的にはそんなに素晴らしい映画ではないけど、中学生役の子たちの演技はみんな良かった!そこだけは素晴らしい。ただ自殺した子がなんか病みすぎてて嫌だったな。暴力ふるって苛めるヤツがもちろん一番悪いのだけど、自殺した子もただ苛められて可哀想とかじゃなくて、自分よりさらに弱いものに対してはものすごく攻撃的で陰湿だったわけで。両親は普通の人っぽかったけど、それであんな子になる?苛められたから病んだってレベルじゃないでしょう。嘘をつく女の子のほうは、母親が毒親っぽくて説得力あっただけに、そこがモヤモヤした。裁判の経過については後出しジャンケンで覆されるので、あれはちょっと卑怯。でも原作未読だからなんとも。

■前橋ヴィジュアル系
監督:大鶴義舟、にどうリアクションしていいか微妙だけど、意外にもラストが良い感じて観終わった後の気分がとても良かった。群馬といえばボウイやバクチクを生んだビジュアル系とは縁の浅くない土地ですからね。そこで農業とヴィジュアル系バンドの両立ってのもなかなか面白い。主役の風間ぽんも、イマイチ似合ってないメイクと軽めの歌声含め、くねくねした動きなどとても上手くてはまってた。

■ホットロード
原作はリアルタイム世代。三木監督は「陽だまりの彼女」が大好きだったので、これもきっと世間の酷評ほど悪くない作品だと期待してたんだけど、なんとも中途半端な仕上がりになってた印象。序盤のリリカルな導入部とか結構好きだったんだけどなあ。時代背景がね、やっぱ80年代だし・・・暴走族かっこいいヤンキーかっこいい不良は悪い子じゃなくてちょっと家庭が複雑で寂しがり屋なだけなの的80年代の価値観はそもそも現代に合わないわけで。それでもあえてホットロードを今やりたいというのなら、徹底的に当時の雰囲気をリアルに再現して、一種の昭和レトロ映画にしてしまったほうがマシだった気がする。(余談ですがちょうど80年代の原作を現代に置き換えた「仰げば尊し」というドラマの1話目を見て、あまりのありえなさに2話以降見る気を失くしました。イマドキあんな幼稚なヤンキーって・・・時代錯誤も甚だしい) 能年玲奈はすっごく可愛いし、和希の透明感はよく出てたけど、贅沢言うならせめて金髪にはチャレンジして欲しかった。まあこういうのって本人じゃなくて事務所の意向とかもありそうだけれど。登坂広臣の春山は、全然春山じゃなかった。たぶん登坂広臣という人自体はカッコ良いのだと思うけれど、そもそも10代の役を20代後半の大人の男性に演じさせるのが間違い。ときどき堤真一にしか見えなくてガッカリ。これも大人の事情で、ヤンキー役だからエグザイル系が安易に飛びついたのだろうけど(春山が事故に合うシーンの直後に最新ヤンキー映画の宣伝に本人登場したのには開いた口がふさがりませんでした。ご本人のせいじゃないけど、ニッ○レ、ちょっとは配慮しなさい!)まだ完成してない十代の少年の危うさ、儚さ、脆さ、傷つきやすさを隠すために尖がってみせる少年らしさなど、本来の春山の瑞々しい魅力がまるでなかったのが残念。トオル役の鈴木亮平もそうだけど、みんなオッサンすぎて、いい年していつまで暴走族とかやってんの?って冷めた目で見てしまう。ママ役の木村佳乃は相変わらず熱演でしたが、脚本の時点で無理があるのか前半と後半で別人のようでした。和希の親友役の女の子が、いちばん80年代ぽさが出ていたと思う。

■サンシャイン2057
ダニー・ボイルの映画ってハズレがない印象だったんだけど、これはちょっとしたトンデモ映画だった(笑)ある意味面白いんだけど、一種の闇鍋っていうか、盛りすぎて何が出てくるかわからないビックリ箱みたいな。太陽に向かう宇宙船の名前がイカロス号な時点で墜落する気まんまんだし(笑)、結構専門的な用語が飛び交っててそこは本格SFぽいのだけれど、逆に専門的すぎて観てるほうは何が起こってるのか把握できず、かといって映像も派手なだけで、何が起こってるのかは最後までよくわからない。監督お得意のサブリミナルも、こういう映画で有効に作用してるとは思えず。真田広之はとっとと死んじゃうし(何か裏があるのかと期待したら何もなく)、優秀なスペースマンのはずがすぐ喧嘩おっぱじめるし、終盤突然「11人いる!」みたいな展開になって、といっても推理の楽しさはほぼなく、志々雄さま(@るろ剣)みたいな狂った船長が「神が・・・」とか言って暴れまくって終了・・・うーん。キリアン・マーフィは結構好きな俳優さんだけど、終始金魚みたいに口をぱくぱくさせてばかり。とくに感動もなく、結局何がしたい、何を伝えたい映画だったのかよくわからないままでした。あとテレビだから吹き替え版だったのだけど、キリアン・マーフィのセリフ(とくにナレーション部分)が変な抑揚でとても聞き取りにくく、誰だよ酷いなと思ったら声優さんではなく俳優さんで、しかもすでに首つり自殺されてました・・・。

拍手

最近テレビで見た映画

■暗殺教室 
原作は連載開始第一回目からジャンプで読んでました(今はもう買ってないからラスト知らない)とりあえずキャストはそんなに悪くなかったと思うけど(※ビッチ先生除く)エピソード詰め込みすぎ=ひとつひとつが軽くなってるのはちょっと気になったかなー。まあ映画化の時点でそれなりに長編だった原作を2時間映画におさめようと思ったら仕方ないだろうけどさ。まあ予想してたほどひどくはなかったように思います。私はニノちゃんのヌルフフフ意外と好きだった(笑)


■エイプリルフールズ
映画館でお金払ってたら微妙だけど、テレビで見るぶんにはそれなりに気楽に楽しく見れて悪くなかったと思います。ご都合主義だし、ありえないっちゃあ、ありえないんだけど、細かいツッコミなしで素直な気持ちで見ればそれなりに良かった。


■ブレイド3
シリーズ3作目。吸血鬼好きだから1作めは映画館で観た。スティーブン・ドーフのオルタナティブ系ヴァンパイアが素敵だったけど、さすがに3作目になるともうなんか敵(※ヴァンパイアね)もラスボスとしてお約束の「始祖」とか眠ってるの起こしてきちゃってわりと定石通りの展開。新キャラのジェシカ・ビールは可愛しアクションも良かったけど、ブレイドの長年の相棒のおっさんがアッサリ死に過ぎて可哀想だった。

拍手

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

プロフィール

HN:
ラズベリィ
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

Copyright ©  -- 葉脈ダンスの日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]