最近はりきって、この日記で映画感想コーナー開始した2001年以前のリストを作ってアップしてたんですが、なかなか楽しい作業でした。いやしんどかったけど(苦笑)基本的にチラシ&半券のファイルを参照したんですが、半券だと正確な日付や劇場は不明だったりするのでそこは適宜。チラシも半券も残っていないものもあるので、結構抜けてるのもあるだろうな。タイトルやチラシ見て「ああこれ見た懐かしい!」と思うものもあれば「え?全く記憶にない(汗)」というものもあり、いろいろですね。テレビやレンタルで見たものは省いているので、もっと見たような気もするけれど、まあ今回掘り起こしただけでも結構な本数でした。
わりとその年代によって、趣味にも左右されるけれど何より職場(通勤)環境に左右されているのが如実に出ていて面白かったです。上京当時最初にバイトしてたのが神谷町だったので、そのころは日比谷線ですぐ行ける六本木や銀座、日比谷方面で映画を観ることが多かった。今はなき六本木のWAVEの上にあったシネヴィヴァンや、俳優座シネマテンによくお世話になりました。仲の良かった子がものすごい映画オタクだったので、ちょこちょこ試写会のご相伴にあずかったりもして、自分じゃ絶対チョイスしないなという映画も観ていたり。
1993~1996あたりが本数的にピークで95年は60本、96年は50本その後下降してくんですけど、これもわかりやすく、このころの職場が池袋だったんですよね。名画座の使い方を覚え始めた頃で、当時の池袋には文芸坐もスクリーンが二つ(現在はひとつ)あり、さらにアクトセイゲイシアターがあり、今は普通にロードショー館になってるロサ会館も当時は名画座で、しかもスクリーン二つあり、ロサのほうはエンタメ作品、セレサのほうは文芸作品をおもにやっていたと記憶してます。そんなわけで、名画座で2本立てとか見まくってたので、すごい本数だった。デレクジャーマンとかピーターグリーナウェイとかパラジャーノフとか、映像に凝った監督の作品みるのにはまってたなあ。サンタサングレ見たのもこの頃だったか。マニアックな映画たくさん見せてくれてアクトセイゲイには感謝してます。
その後なぜかあんまり映画みない時期があったのは、微妙にローカルな場所で仕事してたから(苦笑)そのかわり、寄りやすくなったBOX東中野とか行くようになったりして。あそこはイメージフォーラム系の変な実験映画をよくやってくれて好きでした。ブラザーズクエイやスーザンピット、日本の映像作家の作品もちょいちょい見たっけ。映画に限らず音楽でもなんでも、継続してるうちは次々情報が入ってくるけれど、いったん足が遠のいたらどんどん情報弱者になってしまって、そのまま離れちゃうんですよね。
ここ数年は、ネットがあるので情報が入手しやすくなったのと、また映画行きやすい立地の職場になったのとで、継続して見る習慣がついたので結構いっぱい観てますが。この25年くらいトータルで700本近く観たのかなー。映画館で観た本数としては結構がんばってると思う(自画自賛)来年もいっぱい良い映画が見れるといいな。