テレビで観る映画はお金払ってない分ハードル低いので、娯楽作をわりと素直に楽しめます。
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が意外にも面白かった。結構センチメンタルというか抒情的モノローグ多用で、かったりいと思う人には向かないけれど、私はわりとああいうの好きなので。あとやっぱ大原櫻子の歌唱力の説得力がすごい。この子起用しただけでこの映画成功だと思った。
『寄生獣』は完結編公開前にテレビ用に編集したダイジェストみたいだったけど、それなりに楽しめました。原作を読んでて思い入れがあったりしたら、酷評しちゃうかもしれないけど、未読だから、そこは逆にお気軽。深津絵里の芝居は最高レベル。
『アントキノイノチ』はラストが納得いかず。泣かせようとして改悪しすぎましたね。(原作では榮倉奈々ちゃんの役死なないみたいだし)。
『うさぎドロップ』も疑似家族ものほのぼの映画としてそれなりに面白く見れましが、これは逆に原作の後半の展開聞いてそれはイヤかも(松ケンと愛菜ちゃん結婚するって)と思いました(苦笑)
西島秀俊の『CUT』は映画のセリフを借りるならこの映画こそが「クソクズ映画」でした(酷評)。ご都合主義の監督の自己陶酔映画でガッカリ。
『ハンガーゲーム』はファイナル合わせで1、2と連続放送録画しといて見たけど、これもテレビで観る分には十分楽しめました。バトロワっぽっちゃバトロワぽいけど、アメリカだけにTVショーとしての見世物要素が入ってくるのが面白い。ヒロインの彼氏たちはあんまかっこよくないないけど、ちょい役のレニクラがカッコ良かった。あとナチュラルボーンキラーなウディ・ハレルソン。最終的に、こんなバカゲーム作った奴こそやっつけようぜってなっちゃうあたりは、やっぱりバトロワぽいのかな。