■『GONIN』
最近続編が公開されて話題になった石井隆監督の昔の作品。筋書き自体はどうってことないヤクザの争い。わけありの5人組がヤクザの裏金を奪うも、バレて追いつめられ次々殺されていく。それだけの話。・・・にも関わらず、面白いのがすごいんだよなあ。独特の映像美、スタイリッシュさもいい。そしてビックリしたのは、何このホモくささ(笑)若き日の佐藤浩一とモックンのキスシーンもびびったけど、殺し屋ビートたけしとその舎弟木村一八のサディスティックなホモ関係はさらにびびった(笑)893ものBLとしても楽しめると思う(違)
■NODA MAP『エッグ』
映画じゃないけどEテレでやってた野田地図の舞台。エッグという謎のスポーツの歴史をひも解いていくと満州で日本軍がした人体実験まで遡っちゃうというめちゃくちゃな話。椎名林檎が音楽を担当、アイドル歌手役の深津絵里の歌の上手さと可愛さは素晴らしかったけど、最近の野田秀樹は何が言いたいんだか・・・という疑問は残りました。こういうの、ただの楽しいパーティだからおいでよと誘われて行ってみたら実は宗教の勧誘だった・・・的、騙された感があってモヤっとしちゃうんだよなあ(苦笑)特定の偏ったメッセージがあるなら、変にオブラートしないで最初からそう言っといてよ、見ないから。
■『世界の果ての通学路』
ドキュメンタリー映画。とりあえず子供は演技などしなくても可愛いしひたむきなので、そこは良かった。ただドキュメンタリーとはいいつつ、象から逃げる場面とか、これカメラも一緒に走ってるんだよなあとか想像してしまうと興ざめではあるのだけど。映画自体の趣旨は良いと思う。アルゼンチンの男の子が可愛かった。
■『初恋のきた道』
チャン・イーモウがチャン・ツィイーを発掘したとても可愛いラブストーリー。父の死を知って郷里に帰ってきた男が両親の出逢いを回想する形式になっているのだけど、とにかくこの回想中の母の娘時代を演じるチャン・ツィイーの可愛さときたら!!!素朴なのだけどキラキラしていて初々しくて目が離せない。一途で健気で初恋のときめきが詰まっている。相手の男がたいしたことない(※見た目)なのがちょっと残念だけど、初恋の人と結婚して、おばあちゃんになってもずっと同じくらい愛し続けられるというのは素晴らしいなと素直に思った。
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