このフレーズを聞くと思い出すのが、もう10年以上前ですが、当時会社にいた営業のKさんという女の子が、朝、会社に電話をかけてきて「ハムスターが死んだから今日は休む」と号泣しながら言ったことです。
当時かなりビックリしました。そんな理由で会社休めるの!?って。いやあの、動物を飼っている人にとってペットは家族だっていうのはわかるんです。死んじゃったらそりゃ悲しいでしょう。ショックなのは当然だし、その心情を思いやるくらいの優しさは私にだってあります。でも、私が突っ込みたかったのはそこじゃなくて、「その理由で会社を休むって言えちゃうんだ!?」という点でした。
嘘ついてもいいからさ、そこは事実は隠して「急に体調崩して・・・」とか「風邪ひいたみたいで熱があって・・・」とか、私ならきっと取り繕うだろうなと思って。当時のKさんは確か二十代後半、既婚。素直でサバサバした良い子だったけど、正直言うとこの時はその子供っぽい言動に軽く引きました(汗)自分自身はどちらかというと甘えるのが下手なタイプだから、そういう彼女の言動に「愛されて甘やかされて育った子」という幸福な背景がチラついて、「甘ったれてんじゃねーよ」という嫉妬(軽蔑と表裏一体の)のようなものもあったのかもしれません。
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